座談会
TALK
対談メンバー
MEMBER
後輩
電設営業グループ
K.T
入社6年目
×
先輩
電設営業グループ
H.Y
入社21年目
TALK.01
この会社を選ばれた理由、入社のきっかけについて
Y
前の会社は辛かったんだよね。始発で出社、終電で帰るの繰り返しだった。
で、前の会社が同じ業界だったので、業界の噂で、ここは良いぞとかあって、悪い噂は聞かなかったので、入社を決めたんだよね。
Tは前の会社、なんで辞めたん?
T
楽しかったんですけど、給料の面で。あと出張が多かったので。
当時、監督の人が現場に来ても寝てたりしてたから、監督って楽なのかなと思って入りました(笑)。
Y
寝ているのには理由がある。多分、そこに間に合わせなければいけないので、前の日夜も直前まで図面を書いているとか、書類作っているとかで。現場ではもう段取りが終わっているはず。なので、監督なんて現場で忙しく動き回っていたら監督失格やんね。現場がスタートした時点では監督の仕事は半分以上終わっている。
T
そういう事ですよね。
こういった監督の凄さは入って経験してから気づきました。
Y
実際にやってみないと分からないもんやて。
TALK.02
施工管理としてのやりがい、大切にされていることについて
Y
信頼だけは失いたくない。お金で解決できる事ってたかが知れているし、お金出せばいい。でも、信頼はお金で買えない。お客さんの思いが違ったという時でも追加の交渉はするけど、お客さんの要望を引き出せなかった、汲み取れなかったと、自分に言い聞かせている。
信頼を失わないためには、勉強して知識を蓄えて電気のプロになれば、こういう場合はこうだよってお客さんに言える。そうすると信頼を勝ち取れると思ってる。一旦持ち帰るというのも大事だけど、可能な限り即答してお客さんを不安にさせない、信頼してもらうことが大事。
T
そうですね。Yさんに考え込まれると、少し不安になりますから。
僕も、信頼してもらえるように徐々に引き出しを広げていかなければ。
Y
一気には広げられないと思うけど、そこのスピードを上げて欲しいんだよね。
俺が行けば早いから俺が行くっていうのを続けてしまえば、いつまで経っても変わらない。だからそこで経験を積んでもらって、色々な引き出しを増やす、というのを俺らは望んでいる。
T
僕は現場をやっていく中で、“後でやればいいか”っていうのを減らしていきたいです。どうすれば後に引き伸ばさずに出来るのか、“あれって大丈夫かな”という振り返りを少なくしたい。
Y
妥協しなければいけないところは妥協するけど、根拠のない妥協はしない。例えば、品質とコストのバランスで、品質的にABCがあってBが合格点で、本当はAにしたいんだけどBにしておこうとかというのはあるけど、それを、“まぁいいか、面倒くさい”など、自分の感情次第という根拠のない妥協はしない。
T
そうですね。それは大事ですよね。
やりがいを感じるのは、以前に施工したのと同じような施工があると、“この前やったから分かってる!カンペキにやるぞ!”って、思える時。
Y
あれ気持ちいいよね。このパターンならここ切り離してここはこうやって、っていうのは気持ちいいね。例えば図面書いたり、工程表で計画したりして作戦立てて、作戦がパシってはまった時は超気持ちいいよね。考えて考えてやったやつがバシってハマると職人さんも楽になるし、先行先行してやれればそうなった時は最高に気持ちいい。
T
僕は、結局一つのものに対して皆でやっていくじゃないですか。結構気を使ってくれる人もいて、皆が皆で一体感じゃないですけど、そういったのを出して終わった時とかは楽しいなっていうか。
あとは、別の業者がいる中で、今なら一緒にできるよとか、なんなら線さえくれれば一緒にやっとくよとか、結局それは恩を売っておいて・・・
Y
貸し借りじゃないけど、やったらやられるし、やってあげたらやってもらえるし。人間同士だからな。
TALK.03
社内のサポート体制について
入社した当時とくらべて変わった自分について
ー 社内のサポート体制について
T
資格取得に向けて色々な講習に行かせてもらえます。
Y
できるだけ良い講習を受けれるようにしたいね。

ー 入社した当時とくらべて変わった自分について
Y
仕事以外のことも結構大事にしている。仕事のための人生ではないのだから。仕事は生きていくための一つのツールだと思う。仕事以外の家庭とか趣味とかも大切にしたいなっていうように思うようになった。毎週水曜日、夜テニスに行くんだけど、かれこれもう20年くらい続いている。前の会社では考えられないこと。それっぽく言うと、地域のことにもっと参加しようと思ったりだとか、自分の趣味を大事にしたりだとか。
T
心に余裕が出来てきたっていう事ですか。
Y
そうかもしれないなあ。見積もりもツールを使えば効率は上がって、スピードも上がっていくし、経験も積めば仕事のスピードも上がっていくもので、それは余裕が出てくる。
始めは辛いこともあると思う。やらないと覚えられないし、やろうと思えば時間がかかるしで。
T
Yさんが最近早く帰るじゃないですか。数年前って一番遅かったのYさんですよね。
それがなくなったもので、早く帰ろっかなと思うようになりました。
Y
俺が残ってたから?
T
結局誰かおるからいいやってなるじゃないですか。
Y
決して上司がいるから帰れないって訳ではないんやな。
T
そうです。Yさん前ってもっと残っていたイメージがありますよね。
Y
そう。でも今すっごく早い。
T
それは変化ですよね。
TALK.04
これから応募しようと考えている学生へのメッセージ
Y
本音で言うと、算数ぐらい出来るようになって欲しいっていうのと、ちょっとは電気のこと勉強してきてくれるといいと思う。
T
それは入社してからでも何とかなるじゃないですか。どれくらいを求められているかは分からないですが。知っている人に聞くと教えてもらえるし。
Y
何とかなっているやつもいる。
その点で言えば、異業種からの転職組はすごいなって思うよ。元、飲食店の店長と美容師やろ。それでも、もう一種の電気工事士合格してるやろ、二種でも大変だと思うのね、実際電気やっていなかったら。

だから、まあ、安心して来てくれていいと思う、優秀な先輩がいっぱいいるので。中間層はみんな優秀なので。

高卒と大卒でなんか思うことある?
T
勝手なイメージですけど、何となく大学へ行っている人は、遊びを覚えちゃうので、その流れで来ちゃうのかなと思います。
Y
俺は逆。遊び尽くして来いと思う。やっぱり遊び尽くして来たやつは仕事ができる、遊べない奴は仕事が出来ない。そう感じる。大学生は、死ぬほど勉強して、死ぬほど遊んで来いって思う。
T
最初はいろいろ分からないのは当たり前で・・・ 僕らは新しい子に何かを求めているわけじゃないですけど、言ったことに関してはやって欲しいな。
Y
あと、挨拶は出来ないと何ともならない。現場でもぼそぼそって挨拶する奴はなんともならん。
T
それ、ほんとそうです。